川口美術

韓国骨董 オンギ展 開催中

オンギ展が始まりました。
皆様のお越しをお待ちしております。

韓国骨董 オンギ展
2012年10月17日（水）～28日（日）
11:00am～6:00pm 定休／月・火曜日

花だより

オンギ片口にカリンを生けました。

韓国骨董 オンギ展
2012年10月17日（水）～28日（日）
11:00am～6:00pm 定休／月・火曜日

花だより

今夏は日照りで、秋明菊がイタミ駄目かと思っていたら、横から可愛らしく咲いていました。

振り向くと、紫式部がたわわに実をつけていました。

韓国骨董 オンギ展

オンギは韓国の陶器です。オンギの言葉の由来はキムチ漬けに使われる甕がオンギであり、その甕を焼く窯で一緒に焼かれたモノが皆オンギと呼ばれる様になりました。キムチの熟成に適した甕は適度な柔らかさが必要で、軟質な焼物です。朝鮮時代それを壊さず運搬する最良の方法として人力に頼りました。それだけに遠距離輸送は難しく、オンギ窯が必然的に全国各地に作られました。それらの窯では、入手可能な身近にある土を使って焼くため、釉薬の調合や掛け方、焼き方等に色々工夫が凝らされました。だから古いオンギには色々な焼き上がりのモノが見つかります。
私が取り上げているモノは、大きな甕類は少なく、副産品として焼かれた小さいオンギ類です。食器や油容器、丸壺、筒壺、瓶の他、水滴や硯があります。花生に使えそうなモノも多いです。地域に、生活に密着した品々であり、暖かみのある焼物群です。是非ご高覧賜り、お気に召すモノがあれば幸いです。お越しをお待ち申し上げます。
写真／田中 幹人　　　オンギ亀形水筒　径23cm

韓国骨董 オンギ展
2012年10月17日（水）～28日（日）
11:00am～6:00pm 定休／月・火曜日

花だより

白い彼岸花？　リコリスと言うそうです。
ウィーンの街で見た鳥は灰色だったのを思い出しました・・・？鳥によく似ていました。
十数年前、たった一度欧州を旅した時のことです。