2024年 02月 14日
伊藤祐嗣 金工展 |
伊藤さんの友人に、全国の酒蔵に詳しいはせがわ酒店の専務がおられます。仕事でつながる方ですが、何かと言って一緒に旅もする相棒であり、酒好き仲間です。
まして、江戸は神田の寿司屋の孫で、上野の芸大でものづくりを覚えた人とあれば、料理用具や酒器類が得意な金工人、稀有な工芸家であることが腑に落ちます。
滋賀に昔から朽木盆があり、不思議と楕円です。それは九九曲がり谷川奥の木地山邑で、生木をロクロで挽き、冬場の里で塗上げた物だろうとの話がうけて、今展は楕円テーマにして頂くことになりました。 楕円鍋は煮上がったものを移す時など抜群の使い良さがあり、楕円盆はお一人用茶菓セット置きとして特有の治まりがあります。その他酒器、花器や茶器など多彩な作品が並びます。
*伊藤展でチャイを呈茶したいと、南インドの茶園から帰国した旧知の名和靖高君が3月23日(土)庭の片庇でチャイを入れてくれます。
2024年3月20日(水・祝)~24日(日)12:30~17:30
予約歓迎(kawabi.jp@gmail.com)
写真/楕円色々 於spinapesce工房 撮影/伊藤祐嗣
by kawabi
| 2024-02-14 13:37
| 現代陶人