2021年 12月 18日
第一回 科長窯 松葉 勇輝 |

南河内の太子町内に松葉君の生家があり、現在の住まいは交野市ながら、薪窯を構想するに当たり、作陶生活の重心を生まれ育った地におくと心に決められました。
彼の地は、飛鳥時代に海外への玄関堺港と飛鳥の都を結ぶ道・竹内街道沿の集落であり、竹内峠西麓の科長と呼ばれる邑里です。時代が大きく動く今、新たな作陶生活に向かう彼の決心の一助になればと、窯名命名の役を受けさせて頂きました。
当店川口美術で既に5回の個展を催し、初回から多くの方の注目を集め、回を追って確実にステップアップしてこられ、更なる高みに向けての中締めに位置づけられ、細網印文土器など、松葉君の未来の芽がいっぱい詰まった科長窯展になると思います。ご期待下さい。
当店は予約制により、皆様に心穏やかに作品をお選び頂ける環境を保って参ります。ご予約はメール(又はTEL)でお願い致します。
2022年1月19日(水)〜23日(日)
12:30〜17:30 会期中無休
写真/田中幹人 花生/余島裕二
by kawabi
| 2021-12-18 12:30
| 現代陶人