25周年記念茶器展 |
25周年記念茶器展
-韓国骨董茶器・杉本貞光茶器-
2018年11月1日(木)~11月11日(日)
Part1.韓国骨董茶器展11月1日(木)~4日(日)
Part2.杉本貞光茶器展11月7日(水)~11日(日)
ご挨拶
思いがけず1/4世紀も、骨董屋を続けさせて頂きました。55歳で発起し、一年後に開業したあの頃は、亡妻典子と二人で「新羅土器を花生に!」と云う旗を掲げるのが精一杯でした。
振り返ると多くの師と出合い、お導き頂いたことが想い出されます。その代表が先代北村徳斎様です。開業1周年から5年目迄の4年間寺之内から自転車で通って頂き、骨董の薫陶を受けました。
他に、骨董・新羅土器へ私共を導いて下さった宮永様。その縁が端緒で、当店の主力アイテム朝鮮家具につながり、扱うジャンルは韓国骨董に絞られてゆきました。
そして、当方に蒐まる韓国骨董を目指して、陶人他手仕事の方々が来て下さり、その方々の個展も毎年数回は催させて頂く様になりました。
この25年を通じ、一貫しているのが花生けであり、それをまとめあげて頂いたのがプレ開業25周年企画「新羅土器によるみたて西山隼人の花生」でした。
25周年以後の柱に、花生の他にお茶を加えたいとここ数年、努めて呉れたのが茶道部長中山福太朗氏であり、今回の茶器展の根元です。
天のお導きかと思える昨夏の出合い、わびさびを追求されている孤高の茶陶人杉本貞光氏の訪問を受け、私共の茶器展企画は一挙に出来上がったのでした。
私共の選んだ韓国骨董茶器と、杉本貞光作のわびさび茶器が、それぞれの音色で響き合って、佳き記念展になると確く想います。
私共を導いて下さった師・諸先輩、並びにご愛顧頂いた顧客の皆様に心より感謝申し上げ、此展を中心とする25周年記念催事を通じお心にかなうモノやコトがありましたら幸いに存じます。
2018年盛秋
川口美術店主
川口慈郎
Part1. 韓国骨董茶器展 11月1日(木)~4日(日)
当社が蒐めてきた韓国骨董中から中山福太朗氏が選定したもの、及び一部韓国へ出向いて買い付けたものを加えみたて、しつらえた茶器を出展いたします。
Part2. 杉本貞光茶器展 11月7日(水)~11日(日)
わびさびを追求されている杉本貞光氏の茶陶は、桃山期の茶陶同様巾広いのですが、今展では韓国由来の茶陶を中心に、身近な作品も含め出展して頂きます。
2018年11月1日(木)~11日(日)
Part1.韓国骨董茶器展11月1日(木)~4日(日)
Part2.杉本貞光茶器展11月7日(水)~11日(日)
11:00am~6:00pm 定休日/月・火曜日※10月31日(水)は臨時休業
写真/田中幹人