2017年 12月 23日
笹山 芳人 陶展 |
笹山さんは骨董好きです。住いが名古屋に近い四日市市なので、大須の骨董市が一番のなじみの様です。
骨董には経年変化があり、奥深さ、味わいがあります。時を経た自然の変化の味わいを知っている笹山さんは、薪窯の炎による焼物の味わいの違いを心得ている人だと思います。
土の調合と手技と窯の炎の果実、まさにそんな茶垸が並びます。
「花が生けやすい花器でした。器の重さも気になりません。笹山さんの器は自然の器だと思います。」とお客様の声です。
手に入れた土の性を見極め発想すると、食器になる時も、花器に、茶垸になる時もあります。自分の意図より、自然土の個性を重視されているのだと思います。それぞれに味わいのある笹山さんの焼物を見て頂きたいと思います。
2018年1月20日(水)~28日(日)
11:00am~6:00pm 定休/月・火曜日
写真/田中幹人
※当催事の初日、ショーウィンドウ於、みたて西山氏の花生を見て頂けます。
by kawabi
| 2017-12-23 17:45
| 現代陶人

