− 川口美術30周年記念 – 高木剛 李椿窯展 |

春の豪雨では窯が水浸しになり、家族総出で水を汲み出し、近隣の方々のご支援を得て、各地からお見舞い激励のメッセージを頂き有難うございました。お陰様で窯への影響は僅かで、被災後窯出しした作品を今展に出展します。
高木氏にとってこの薪窯は京北町以来念願の窯であり、うきは市に移り薪窯中心の生活入ったことは、作陶20余年にして、今、メインステージに立った気持ちかと思います。
数年来温めてきた茶碗への思いを此地で形にし始めました。氏の仕事振りから、今迄取り組んできた食器、中国茶、花瓶などを減らすことなく茶碗に取り組んでゆくのだと思います。
今展では相当数の茶碗が並びます。剛茶碗元年と言えそうです。
これらの茶碗を、ご来店のお客様に試して頂く茶席を10月20日(金)庭の片庇にて、亭主中山福太朗氏で設けます。お愉しみ下さい。
写真/唐津筒茶碗w10cm 撮影/田中幹人
2023年10月18日(水)~22日(日)
12:30~17:30 予約歓迎